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子供には難しい、と聞いていたけれど、
確かにこれは子供向きでないかもね。

映像の出来はすごくいいけれど、
精神面の描写が多いし、
なにより暗い。

それぞれの登場人物の執着によって繋がれた

「街」

が物語の舞台となる。

孤児のクロとシロは自分たちの存在を示す場所として
外から来たやくざは金を生む場所として
街のやくざは自らを育てた場所として

「俺たちの"街"だ」

と言う。

現実に自分の事を考えれば、
産まれ育った土地への執着というものは、
それほどにない。

でも家族のいないクロとシロにとってきっと街は、
単なる"産まれ育った土地"ではない。

家族がいれば、
家族との関係性の中に自分を見出すことができるけれども、
孤児として何も持たずに産まれてきた彼らは、

それが出来ない。

自分のルーツを"場所"に置くしかない。
だから執着も強くなるのかな、と思った。

でも所詮、街は街だ。

ホームレスのじいさんが言うように、

「街は誰のものでもない」

そこに価値を見出そうとしても、
家族から得られるようなものは得られない。

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でも言っている。

「大切なのは場所じゃない、誰といるかなんだ」

シロはそれを知っていた。
クロもそれに気づいた。

やはり人は、人との繋がりの中で、
幸せを感じるんだなぁと、
観て思った、映画。
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2009年03月22日 | Comment:0 | TrackBack:0 | | 映画 | Top↑ |
91.jpg

好きな映画は何かと問われれば、

"アカルイミライ"

とよく答えていたのだけれど、
よくよく考えると、
漠然と好きだったという記憶があるだけで、
ストーリーも思い出せず、
具体的な良さを語れないと言う事に気付きました。

こりゃ良くない、
と言う事で観なおした次第です。

それで思い出しました。

ラストシーンが好きだったことに。

もちろん他も好きなとこあるけどね、
映し方とか雰囲気とか。

ホームビデオで撮ってるような映像、
ほのぼのした空気感と音楽、
色を落とした白黒コントラスト、
ゆったりと漂うクラゲ。

その落ち着いた映像の中で、
苛立つ内面に葛藤する登場人物。

なんだかどーしょーもないんだけれど、
肩に力をいれずに見れる感じとかいい。

で、そんな雰囲気の中で、
特に好きなのはラストシーン。

THE BACK HORNの"未来"をバックに、
少年たちがただただ道を歩く。

なんかすっごく普通なんだけど、
ひきつけられる雰囲気があるんだよね。

一緒に歩きたい、みたいな。

中学とか高校のとき、
"だりー"とか友達と言いながら、
こんな風にして歩いたことあったかな、
とか思ったりして。

友達とただ歩くって、
きっと楽しい。

学校帰り、酔っ払って終電逃したとき、
不満とかくだらない話をだらだらしながら、
ただ何となく歩く。

何気ないけど、
年を取ればそういう機会も少なくなって、
あぁそういえば懐かしいな、
とか不意に思い出したりする。

意外と心の奥に残るような、
そういうもんじゃないかと、

そんな気がした。

それとTHE BACK HORNの音楽もすごくいい。
映画の雰囲気に合ってる。



THE BACK HORNにはまりました。

2008年11月25日 | Comment:0 | TrackBack:0 | | 映画 | Top↑ |
4542519003739.jpg
ポニョ観ました。

普通に面白かった。

子供向けなのにテーマが
子供には難しいという話を聞いていたけれど、
別に単純なアニメーションとして観ても十分面白い。

とにかくポニョがかわいい。

しぐさ、行動、純朴さ、
子供の持つ(本能的に保護愛を喚起させるような)かわいさが
上手に表現されているように思う。

それが子供にとってどうなのかはわからないけど、
そういものが表現できるのはすごいんじゃないかな。

まぁ、ポニョのかわいさはともかく内容(テーマ)は、
ネットのレビューを見るといろいろと考えている人もいて、
賛否が分かれているようだ。

公式HP
で宮崎駿もはっきりと書いているけど、
崖の上のポニョはアンデルセンの「人魚姫」のリメイク。
宗教色を廃し、テーマを現代風にアレンジした。

宮崎駿はこの物語を、

>少年と少女、愛と責任、海と生命、これ等初源に属するものをためらわずに描いて、
>神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである。

と書いている。

個人的な感想を言うと
「信じる」ということがテーマなのかなと感じた。
子供たちがお互いに対してもっと信じようとする心を持とうということもそうだけど、
もう一つ言うと過保護な親への問題提起も含まれているのではないかと。

もっと子供を信じて歩かせたらいいのではというメッセージ。

社会は害悪にあふれているからと
それらを排除し、
子供を保護という名のもとにただ囲い込むのではなく、
子供たちの分別を信じて自由にさせてみることも必要なのではということ。

同時に自由を追うということのリスクも描かれているのかな。

まぁ映画の捉え方は人それぞれだし、
そもそも"宮崎アニメ"だからといって
深いテーマを求める必要もないよね。

ポニョかわいい!でもいい。

2008年09月02日 | Comment:0 | TrackBack:0 | | 映画 | Top↑ |
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