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塾の教え子に、
こーへーくんという中学2年生の男の子がいる。

彼は雪見大福に魂が入りこんでしまったような、
白くてぽにょぽにょした子。

大抵口が開いてる彼は、
はっきり言って勉強はできない。

国語のテストは大体、
7点ぐらいをキープしてる、
そんな感じで、

失礼を承知で正直に言えば、
僕は彼をわりと"ダメな子"だと思っていた。

でも最近ちょっと良さを判断する尺度が、
間違っていたのではないかと反省している。

ぼーっとしている彼は、
いじめられやすい。

あるとき、
"嫌なやつに殴られた"
とやられっぱなしの彼に、
"殴り返さないの?"
と言ったことがある。

”もっとやりかえされるから”
そういう理由を頭に浮かべていた僕は、
”殴って相手がけがしたらかわいそうじゃん”
と返されハッとした。

自分のことを一方的に殴ってくるやつのことでも、
思いやるなんてなかなか出来ないことだ。

最近、
遠藤周作の"海と毒薬"という小説を読んだのだけれど、

この話の中に幼少の頃からずっと
自分の犯した罪に対して、
周囲からの罰への恐れはあるが
良心の呵責がないことを不思議と思っていた
戸田という男がいた。

戸田は捕虜の生体実験という大罪を犯しても
自分の良心が罪の意識を感じることはないか知りたくて、
実験に参加したのだが…

まぁそれはさておき、

自分の小さな頃を思い出せば、
確かに何かしでかしてしまった時など
親や先生に怒られるなど周囲からの罰は恐れたけれど、
自分の行為自体への良心の呵責と言うものは
ほとんど抱かなかったように思える。

子供なんて大体そんなもので、
良心というものは
そういう外部にゆだねられていた罰が、
大人になる過程で時間と経験とともに
構築された内部の価値判断のモデルによって、
得られるようになったものであり、
戸田の問題は大人になってもそれが
得られていないというところであると思っていた。

でも
こーへーくんは14歳の段階で、
ちゃんと良心を持ってるように思えた。

当たり前じゃないかと思う人もいるかもしれないけれど、
同年齢だったころの自分を考えれば、
彼はずいぶんと優しく、大人だ。

現代社会の価値観だと、
勉強が出来ないと、
まるで人間の価値も低いように判断されがちだけれど、

人の価値や良さはもっといろいろな部分にあるんだよな、
と再認識させられた。


生徒が急に休んで1時間半暇になってしまった僕に、
こーへー君は言った。

”一人じゃさみしいだろうから僕が付き合ってあげるよ”

なんて優しい。

色々反省するとともに、
中二の彼を尊敬した24歳、春。

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2009年04月19日 | Comment:0 | TrackBack:0 | | 日常・意見 | Top↑ |
いや、お前の方が…

いやいや、きみの方が…

いやいやいや・・・
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うちの母は
ジャニーさんの事務所んとこの嵐さんが好きで、
最近、Amazonで買ったアジアツアーのDVDを
良く観ている。

リビングでちょいちょい流れているもので、
僕も自然に何度か観たのですが、
正直嵐に興味のない僕にはうんともすんとも。

ただ。

二宮君のピアノソロの曲だけはイイと思いました。

「虹」ってやつ↓

メガネXピアノ、ナイスです。

自分もメガネをかけて、
ピアノを弾きながらきゃーきゃー言われる
男になりたい。

ところでラストに彼はメガネをとりながら、
こう歌っています。

-----------------------------
虹がキレイだよ。

いや、お前の方が…

テレはじめるきみに。


ありがとう。ありがとう。
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いや、お前の方がって。

これって実際ガチで言ったらどうなんだろ。
素人にはレベル高いセリフだよね。

僕には空気感が怖くて言えそうもないけれど、
女性ってこんなん言われたら、

どう思うんでしょうかね?

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2009年04月15日 | Comment:3 | TrackBack:0 | | 日常・意見 | Top↑ |
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